Debain Linux (64bit)版にArduinoを導入してみる


2021/02/18

Debian LinuxにArduino IDEを導入してみた際の手順をメモしておきます。

手元の環境の都合でDebain Linuxを利用しましたが、他のLinuxOSでもほぼ同じ操作でインストール可能です。


インストール手順

まずはArduino IDEのビルド済みパッケージを公式からダウンロードします。

現在のIDEの選択肢では、
安定版Hourly Buildベータ版の3つがありますが、ここでは色々と開発の進んでいるHourlyをチョイスしてみます。

合同会社タコスキングダム|蛸壺の中の工作室

ここでは
[Hourly 64bit]をクリックするとファイルダウンロードが始まります。

ダウンロードが完了したらダウンロード先のフォルダに移動して作業をします。

            $ ls
arduino-nightly-linux64.tar.xz
        
Hourlyのファイルはarduino-nightlyという名前みたいです。

ではtarで解凍し、ユーザーのホームディレクトリに
arduino-ideというフォルダに展開した中身を移動しておきます。

            $ tar xvf arduino-nightly-linux64.tar.xz
$ ls
arduino-nightly arduino-nightly-linux64.tar.xz
$ mkdir ~/arduino-ide
$ mv arduino-nightly/* ~/arduino-ide/
$ rm -rf arduino-nightly arduino-nightly-linux64.tar.xz
$ cd ~/arduino-ide
$ ls
arduino                 examples    java       reference      tools-builder
arduino-builder         hardware    lib        revisions.txt  uninstall.sh
arduino-linux-setup.sh  install.sh  libraries  tools
        
ファイルが展開できたのでプログラムの環境周りのセットアップ作業に入ります。

とは言えセットアップ用のスクリプト(
arduino-linux-setup.sh)が用意されているので、これをまず叩きます。

            $ ./arduino-linux-setup.sh $USER

******* Add User to dialout,tty, uucp, plugdev groups *******

[sudo] user のパスワード:
groupadd: グループ 'plugdev' は既に存在します
groupadd: グループ 'dialout' は既に存在します

******* Removing modem manager *******

パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
  libmbim-glib4 libmbim-proxy libqmi-glib5 libqmi-proxy
これを削除するには 'sudo apt autoremove' を利用してください。
以下のパッケージは「削除」されます:
  modemmanager
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 1 個、保留: 2 個。
この操作後に 4,195 kB のディスク容量が解放されます。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 184997 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
modemmanager (1.10.0-1) を削除しています ...
Created symlink /run/systemd/system/ModemManager.service → /dev/null.
man-db (2.8.5-2) のトリガを処理しています ...
dbus (1.12.20-0+deb10u1) のトリガを処理しています ...
hicolor-icon-theme (0.17-2) のトリガを処理しています ...

Restarting udev

*********** Please Reboot your system ************
        
これでシステムの再起動が促されますので、一度再起動します。

再起動したら準備が完了しますので、Arduino-IDEのアプリケーションインストールを行います。

            $ cd ~/arduino-ide
$ sudo ./install.sh
[sudo] user のパスワード:
Adding desktop shortcut, menu item and file associations for Arduino IDE...
        
正常にいけばスタートメニューにArduinoIDEがインストールされているのが確認できます。

合同会社タコスキングダム|蛸壺の中の工作室


まとめ

かつてはお硬い作業を余儀なくされるLinux環境へのインストールも、便利なスクリプトがパッケージの中に用意されていますので、Arduino-IDE自体の導入はとても楽に導入できました。

次回以降はArduino本体を繋いで具体的な作業をまとめてみたいと思います。

記事を書いた人

記事の担当:taconocat

ナンデモ系エンジニア

電子工作を身近に知っていただけるように、材料調達からDIYのハウツーまで気になったところをできるだけ細かく記事にしてブログ配信してます。